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令和6年1月9日:国土交通省公表情報「エレベーターへの戸開走行保護装置の設置率は35% ~戸開走行保護装置の設置状況を調査~」

1.背景

 エレベーターの戸が開いたままかごが昇降し、利用者が乗場の戸の枠とかごの間に挟まれる事故を防ぐため、
新設されるエレベーターには、戸開走行保護装置の設置が義務づけられています。
 一方、義務づけされた平成21年9月28日より前に設置されたエレベーターは、全面的な撤去・新設を行う
までは戸開走行保護装置の設置義務はありません。既設エレベーターの安全性確保のため、改修への支援や建物
の所有者・管理者向けのリーフレット(別添1)等により設置を促進するとともに、定期的に設置状況の調査を
行っているところです。

2.調査結果の概要                            ( )は、前年度からの増減

(1)定期検査報告が行われたエレベーター(令和4年度報告分:別紙1参照)


(2)中央官庁の庁舎等のエレベーター(令和5年4月1日時点:別紙2、3参照)

 ※1 改修により任意で戸開走行保護装置が設置されたものの台数
 ※2 本館、分館、別館及び議員会館

3.支援措置
 既設エレベーターへの戸開走行保護装置の設置などの防災対策改修工事に対して、支援を実施しています。
今般、令和6年度当初予算案が閣議決定され、リスタート運転機能や自動診断・仮復旧運転機能を追加する工事
が民間の建築物においても補助対象に追加されました。(別添2参照)
 民間の所有者等が本支援措置を活用するためには、地方公共団体において、既設エレベーター改修に係る補助
制度を整備している必要がありますので、詳細はエレベーターの存する地方公共団体にお問い合わせください。

引用:国土交通省HP 報道発表資料:エレベーターへの戸開走行保護装置の設置率は35%<br>~戸開走行保護装置の設置状況を調査~ - 国土交通省